ラベリングで片付けやすくなる仕組み作り。それまでにやるべき基本の作業とは?

今回は片付けがうまくいかない&何度もリバウンドしてしまう方に読んでいただきたい記事です。

世の中には収納アイデアの本やアイテム、グッズがあふれていますよね。

憧れの美しい収納スタイル。私もこんなふうにしたーい!

と早速無印良品の店舗に行っていくつか買って使ってみるものの、なかなかあのイメージどおりにはいかない。そんな経験はありませんか?

私も人気ブロガーさんのようになりたくてずっと何年も前から収納本を買ってはやる気が出てそれで満足。実際にはあれ?全然理想と違う…と嘆く。その繰り返しで過ごしてきました。

本やインスタを参考にして自分にもできた!バンザイ!一生キープできてる!実際にそんな人はどのくらいいるんだろう

子育てが終わり生活が変わってきた今なら、今だから何か学ぶチャンスなのかもしれない、と思い整理収納アドバイザー1級の資格を取り、ファイリングの勉強もしたりしています。

学んでわかったのは、いきなり理想的な収納に自分の現状を合わせることは無理だということ。あの美しい境地に行くまでにはモノをロジカルな視点で考えたり、片付けの順番やルールが必要だということでした。

丈夫で崩れない建物を建てるのに基礎が重要なように、片付けも考え方や順番の基礎が必要でした。

片付けの基本はとてもシンプル。

使う→元に戻す

この誰にでもわかる大基本をキープするのに一番簡単なのはもとに戻しやすくすること。

つまり戻す場所を決める→
(そのために)わかりやすい場所にする→
(そのために)要らないモノは捨てる→
(そのために)要らないモノを見極める判断力を育てる・訓練する&要らないモノを増やさない

ざっくりこういう事だろう、と私は学びました。

実際には一番最初に要るものと要らないモノを分ける作業をしないといけないですが、一番難しいですね。考え方や行動習慣に関係するから。

自転車の漕ぎ始めと同じ。最初の馬力が必要だ。

でも分ける作業はセンスではなく、経験値によって身に付けることができるそうです。それは自身も経験してよくわかります。やればやるほど整理が上手になります。

片付けしてもリバウンドや挫折した方も諦める必要ないです。この記事を読んでいただいて片付け作業の燃料として受け取っていただき、意欲を燃やしていただければ嬉しいです。

目次

片付けのゴールへの道筋。面倒でもひとつずつ手に取ってふれて確認

2年前にこの階段下のせまい納戸全体の見直しをしています。それからしばらく収納の仕方を大きく変えることなく特に不便さも感じていなかったのですが、当時は無印良品の収納用品を使って収納していた細かいモノの見直しが中途半端でした。それがずっと心に引っかかっていたので解決することにしました。

本来なら納戸全部のモノを出して見直しするのがセオリー。こんまりさんの本でも

「一気に短期間に完璧に」と言われています。

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たしかに。一気にやらなかった私は今でも完璧にはスッキリできないままでいました。

でも無理のない範囲で始めてみよう。理屈より始めることの方が大事だよね。

無印良品のPP小物収納ボックスの中身を全部出して洗いました。スッキリきれいにしてあげるだけで息を吹き返すような気がしますね。

これにあらためて必要なモノを収めていきます。

ネットでも購入できる無印良品 ポリプロピレン小物収納ボックス 6段

一つずつ手に取ってみると今の生活に必要かどうか忘れかけていた判断力が目覚めてきます。こういう作業は考えているだけだと決められないのに実際に触ってみると具体的に今後使うイメージがあるのかどうか想像できるようになるんですよねー。不思議です。

カラダの調子が悪い時も手当ってするじゃないですか。お腹が痛い時に手をさすったり。ハンドパワーが出ているわけじゃないけど、手で触ることに意味がある。それと同じなのかもしれませんね。

パッケージのまま持っている接着剤もよく考えたら外側はいらなかった。説明がわかるところだけ残して後は捨てて良かったんだ、と気づくこともあります。

使いやすさ、取り出しやすさを見直し

一つの引き出しに一つのモノ、そんな理想的な贅沢なスペースは現実的ではありませんのでいつくか仲間を見つけて収めることになります。大きさの関係もあるけれど、私としてはこのようなグループ分けで決まりました。

マキタの掃除機用紙パックは畳んでも大丈夫そうと思ったので畳んで収納。
引き出しの順番は使用頻度が高そうなものほど下にしました。それが私の目線に合うからです。

こんな地味なパズルのような答え合わせのような作業は解決すると達成感でいっぱいになりますね。かなり地味ですけど(笑)

全体を写真に撮って俯瞰してみると新しい発見が見つかる

無印の小物収納問題を片付けられたので納戸に収めてみます。ひとたび新しい空気を送り込むとなんだかほかのモノたちからの訴えも聞こえてくるような気がします。

僕たちのことも見直しておくれよ。キレイな箱に収まりたいな。

その要望に応えるように100均のプラかごも見直すことになり、私の中で連鎖反応が起きました。

もちろん中身を見直し整理しました。今の生活に必要なモノの在り方や活かし方にあらためて気づくことができました。スチームクリーナーはその最もよい例です。

宝の持ち腐れと言ってもいいくらい、長年使っていなかったのです。使う気だけはあるのに気にかけてやれなかった。そんな反省がありながら今回思い切ってスチームフロアモップとして生き返らせるために、持っていなかったアクセサリーを購入してみました。本当に素晴らしい働き者だったことに今更ながら気づいたなぁ。

大事なことは俯瞰してみることです。第三者目線になれるので写真にとるとわかりやすい。

棚板を造作し増やした時もありました

と言いつつビフォーを撮ってなかったので2年前と比べることになってしまったのは反省。

こうして見るとごちゃごちゃして見えるね。
実際にはかなりスッキリしたんだけどな(笑)

写真に撮って違和感を感じます。このアイロン台ずっと邪魔だなと思っていたんだ。もしかしたらうちの生活にアイロン台はなくてもいいんじゃないかな?テーブルに敷いて使えるアイロンマットでも事足りるんじゃないかな?

アイロンがけは一年のうちに何回するだろう。全く使わないわけじゃないけど月に何度も使わない。そう思ったら買い替える意味があると判断しました。

結果取り除いてとてもスッキリです。

アイロンマット兼収納バッグになっているのでアイロンとプラかごのサイズが合っていなかった問題もこれで解決できました。

やり始めは無印の引き出しだけのつもりだったけど、結果的には納戸全体に目を向けることができてエンジンがかかっていったのを感じた瞬間でした。

理想と現実は違う。モデルルームのようにはできないけれど確実に変わります

写真を見て思うのですが、たいして見栄えもしませんし他人からすればへえーーくらいにしか思われないのかも。「イイネ」するような見栄えではないですよね。やっぱり全部無印良品の収納アイテムで揃えてビシーっと並べた方が映えるのでしょう。

こちらの本に紹介されている方々の収納はかなり理想的で憧れではあります

ネガティブになりつつも明らかに使い勝手はよくなってます。多分家族のだれかが何かを探そうとしたときは見つけやすいんじゃないかな?と自信を持って言えます。

なんだかんだ言ってカタログではないしモデルルームでもないので生活感があって当たり前。実用的なのが一番。

無印良品 ポリプロピレン小物収納ボックス6段 A4タテ ホワイトグレーネットから購入できる

この無印の収納ボックスは半透明タイプのほかホワイトグレーのタイプも同じように使えます。縦にも横にも使えるのがいいですよね。うちでは別の場所で横置きにして利用しています。

ラベル作りにはピータッチキューブがおすすめ

ピータッチキューブはアプリをダウンロードすればスマホから文字入力ができるのがいい。以前使っていた古いテプラは漢字変換に苦労しました。

搭載されている絵文字の数1000以上(公式より)フレーム多数、フォントの数を数えたら153ありました。テープの種類もバリエーション豊富なので自分好みのものが作れます。

モノの指定席にラベルを貼りつけることは片付けの最終的な作業。

いるものいらないモノの分類から始まる大仕事、しんどいし苦労もしますね。そして最後の最後にラベル。

いきなりちゃんとしたラベルを作らなくても最初はマスキングテープに手書きでわかるようにしておくのがいいです。最終的に収まる場所はここで決まり、と納得できたらラベルを完成させましょう。

これを完成させることでラスボスを倒したような爽快感を味わうことができますよ。シールを貼ったらじーっと眺めて自己満足を味わいましょう。

終わりに

今回は階段下収納の見直しをテーマに見ていただきました。片付け&収納の基本の流れをおさらいします。

全部出す
ひとつずつ手に取って要る・要らないの判断
グループ分けする
仮の箱でいいので置いてみる
必要に応じて収納ケースを用意する
ラベリングする
使う→元に戻す
時々モノを見直す(要る要らない判断)

ざっくりこんな流れです。そしてこれの繰り返し。モノが増えた、収納したいからといきなり無印や100均に買いに行ってはダメです。リバウンドしないためにも先に要らないモノを見直ししてシンプルにしたいところ。

要る要らないの判断がとても難しいことは私自身もよく理解しています。これについては別の記事でお話しさせてください。

理屈はわかっていただけましたか?

使う→しまう(元に戻す)

子どもにもわかる基本。この仕組みを作って理想の美しい収納を完成させましょう。

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