今回2泊3日の旅を楽しんだ。純粋に観光を楽しむ旅は久しぶりのこと。
完全なひとり旅とは違って旅程のうち前半1泊2日は現地で合流した友人と楽しみ、後半はひとりで過ごすという内容。
旅のコンセプトは「行ってみたかった場所に行く」
50才になってから悶々と自分について考えることが多くなっていたけれど、旅をしてみてもっと自由に行きたいところに行く、やりたいことをやればいいんだ!と目が開かれたような気持ちになれた。
決して豪華でも派手でもなく特別なことはないけれど自分にとってはとても良い時間の過ごし方となった。
そんな旅の記録をここに残しておこうと思います。
新幹線と富士山にわくわくできる感覚ってシンプルにいいね
住んでる地域柄、帰省や東京に行くときはたいがい飛行機移動なので新幹線に乗る機会がほとんどない。
だからなんとなく新幹線への憧れはあった。乗り物に憧れるなんて子どもくらいか?と思ったけれどそんなことない。大人でもワクワクしていいんだ!
それに加えて富士山の姿を拝むということに強い憧れを抱くようになり、早めに指定席を取った…までは良かったけれどなぜか凡ミス。反対側の窓側を買ってしまっていた。すぐ気づいたので席をみどりの窓口で交換してもらったわけだけど。
新幹線の車窓からの写真はこちら。旅行初日、春霞で雲の帽子はかぶっていたけれど念願叶って富士山が見られた!
新大阪→新横浜間の2時間、寝てなどいられない。
それから旅行最終日。
あらかじめ下調べしていた東海道本線沿線から富士山が見える駅。
静岡県の富士川駅
夜までに家に帰らなければならないので無理に富士山に近づくことはせず、関西に戻りつつ見られる方法は?ということで東海道本線の富士川駅を選んだ。
駅から15分ほど歩いたところに河川敷広場があって、ここなら新幹線と一緒にフレームに収められるんじゃないかとわくわく。旅行の目的地にしてはかなりマニアック。何かの聖地でもないだろうに。
でもかなりいい選択だったと自己満足。
満足いかないのは自身のカメラのスキルの無さ。写真はたくさん撮ってこそ成長だなと強く思いました。
あらためてなぜ富士山への憧れが膨れ上がったのが考えてみた。
これほど存在感のある山のことが古事記にも日本書紀にも一切触れられていないというミステリーについての動画をYouTubeで見たからなのかもしれない。
憧れの?熱海温泉
首都圏で生活したことのない自分にとって熱海という温泉地は、漠然と「詳しくないけどひと昔前に流行った旅行先」みたいな認識。自分の世代ですらすでに“時代遅れ”で“古い”印象があった。
ところが数年前から若者を中心に客足が戻ってきているという話をテレビで見る。今年2月にヒルナンデスの放送でオードリー、松本明子のドケチ隊がロケをやっていた。
せっかく関東方面に行くことにしたので今回あえて熱海の商店街を見てみたいと思い行くことに決めた。
熱海は昭和と令和のミックス地帯
若い観光客が多いとは聞いていたが想像以上にz世代の風が漂っていて、学園祭にひとりで来てしまったかのような戸惑いさえ感じた。
昭和の名残のあるお店と新しい令和の映えスイーツ店が当たり前のように商店街に並んでいて、集客のためのアイデアが伝わる。
考えてみればかつては賑わったけれど今やすっかり廃れてしまった観光地は国内にたくさんある。
自分の住んでいる市はどうだろうかと考えてみた。
子どもの頃から住んでいたわけではないので詳しくは知らないが、老朽化、廃墟ホテルが残る場所に覚えはある。早速検索すると、今は客を取り戻すためにいろいろ努力されてるんだなあとどこの何目線かわからない感想を抱いた。
どうやら「日本のアマルフィ」と呼ばれる(勝手に呼んでる?)港町を推しているらしい。
今度行ってみようと思う。
熱海で温泉に入らず素泊まりでもそれなりに楽しめるソロ旅
ひとり旅なので自由に楽しめばいい、ということで熱海に立ち寄った目的は温泉ではなく次の日の移動のための休憩地点。
ひとり旅、ビジネスにもぴったり
駅近・格安のレトロな素泊まりホテル熱海は休むポイントとしてかなり便利だった。新幹線もJR在来線も止まるし、駅のすぐ近くに温泉宿や観光スポット、商店街などがあるので車移動じゃなくてもそれなりに楽しむことができる。
今度は正真正銘、温泉にゆっくり浸かってみたい。
ヒルナンデスで紹介された高級ホテルは憧れる
楽天トラベルで熱海パールスターホテルを予約する最後に残った旅の思い出と失望感
ここで言わなければ誰にも気づかれないし、わざわざ言う話ではないけれど旅の思い出として書き残しておく。
旅行中はいつもと違うタイムスケジュールになるもの。
当日は朝6時過ぎに家を出て駅で買ったコーヒーと家から持ってきたベースブレッドが朝ごはん代わり。
普段とは食べるものが違うせいなのか、お通じがいつもどおりとはいかない状態がその後も続いたまま新幹線で移動することに。
その後待ち合わせていたブログ仲間の友人たちと合流しランチや横浜空中散歩、カフェもおしゃべりも楽しんで次へ移動。けっこう歩きまくっていたけどお腹の中には蓄積していくばかり。何度かいきむけれど出ていく量が圧倒的に少ない。
お腹の張りを少し感じながらも夜ご飯に江ノ島で海鮮丼をいただく。
思ってた以上にお腹の中は受け入れ停止状態だったらしくとうとう異変が。
江ノ島から宿泊先の藤沢へ向かう江ノ島電鉄に乗っている途中で、友人と立って喋っていたところ急に気分が悪くなってしまい全身の血の気が引くような感覚に襲われる。
腹痛でもなく冷や汗と若干の吐き気、頭に血が回ってない感じ。急遽途中下車することにしてベンチで休憩。
夜風に当たりながら体を落ち着かせ、その間に友人がお水を買ってきてくれた。こういう時はひとりじゃない方が心強い。感謝しかない。
友人が私の顔と手の甲を見て「顔が真っ青だよ。手の甲、ほら白すぎ!」まさに全身の血液がどこかに行っちゃった感じでした。いやぁ~本当にびっくりした。
間もなく体調も落ち着き無事ホテルに帰ることができた。
友人には心配をかけたけれど一晩休んで体調は元に戻り朝食も普通に食べられたし、その後も問題なく過ごせたので本当に良かった。
あれは何だったんだろう?と今思い返しても不思議だけれど、やっぱり便通がスムーズでなかったのが原因なんだろうなぁ。
それから後日・・・否定したくてもできない。お尻の違和感。
これはどう考えても薬が必要なやつだ。さすがに病院はまだ考えたくない。
軟膏を買ってきたのでしばらくお世話になります。
今回の旅で残ったのはとてもいい思い出とお尻の違和感。
話のケツ末を笑い飛ばしてしまいたい。
色々あるけれど50過ぎてからの旅はいい。次はどこに行こうか?
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